転職先の決め手となるテレワーク条件と採用市場への影響(2026年7月調査)データ・引用用ページ

要点

  • 転職の判断で「複数社で迷ったらテレワークの自由度で決める」が30.8%で最多となり、前月から1.8ポイント増加した。
  • 現在フル出社で働く層でも64.4%が週1日以上のテレワークを希望し、週5日(フルリモート)の希望も16.0%あった。
  • 求人情報で詳しく知りたい情報の最多は「テレワークの実際の運用ルール」15.8%で、「給与の内訳」14.3%を上回った。

図表1:転職・求人検討時、テレワーク条件をどう考えるか(全体・複数回答・n=1,004)

項目選択率(%)前月比(pt)
複数社で迷ったらテレワークの自由度で決める30.8+1.8
テレワーク制度がない会社は応募候補から外す21.2−0.7
出社頻度を自分で選べることを重視する18.8+1.6
テレワーク可能なら多少給与が低くても応募する17.0+0.9
フルリモート可能な会社を最優先する16.9+1.9
テレワークより給与・待遇を優先する16.5+0.2
テレワークより仕事内容を優先する14.8−0.2
テレワークできないなら転職を考える4.6+1.0
今は転職を考えていない30.2+4.5
テレワークの有無は転職判断に影響しない5.3−0.2

複数回答のため、選択率の合計は100%を超える。前月比は2026年6月調査(同一設計)との差。

図表2:転職・求人検討時、テレワーク条件をどう考えるか(年代別・3項目・%)

項目20代30代40代50代60代※
複数社で迷ったらテレワークの自由度で決める30.536.534.926.520.6
テレワーク制度がない会社は応募候補から外す23.723.022.918.715.5
テレワーク可能なら多少給与が低くても応募する18.423.019.711.610.3

基数:20代 n=190、30代 n=200、40代 n=249、50代 n=268、60代 n=97。※60代はn=97のため参考値。

図表3:テレワークの希望日数と、勤め先で認められている日数の分布(n=1,004・単一回答・%)

日数希望希望の前月比(pt)勤め先で認められている(実態)実態の前月比(pt)
週0日16.4+0.827.6−0.9
週1日16.2−2.015.0+0.9
週2日18.0+0.116.4−0.4
週3日13.7−0.312.6±0.0
週4日8.7−0.66.7+0.7
週5日(フルリモート)26.9+2.021.6−0.3

週1日以上のテレワークを希望する割合は83.6%(839人)、勤め先が週1日以上を許容する割合は72.4%(727人)で、差は11.2ポイント。前月は希望84.4%・許容71.5%、差は12.9ポイント。

図表4:現在フル出社で働く層が希望するテレワーク日数の分布(n=388・単一回答・%)

日数希望
週0日(希望しない)35.6
週1日21.1
週2日16.5
週3日8.2
週4日2.6
週5日(フルリモート)16.0

現在フル出社で働く層のうち、週1日以上のテレワークを希望する割合は64.4%。

図表5:テレワーク/出社を希望する理由で「当てはまる」と答えた割合(全体・n=1,004・%)

理由「当てはまる」の合計前月比(pt)区分
雨や台風の日の通勤を避けたい79.5−2.7テレワークを希望する理由
暑さ・寒さの中の通勤を避けたい76.2−0.2テレワークを希望する理由
通勤時間を有効に使いたい69.0−2.6テレワークを希望する理由
集中して働きたい67.5−0.4テレワークを希望する理由
花粉症・感染症を避けたい54.4−2.7テレワークを希望する理由
同僚と直接会いたい39.7+2.6出社を希望する理由
気候が良いので出社したい36.4−2.3出社を希望する理由
家では集中できない34.6+3.4出社を希望する理由

「とても当てはまる」と「やや当てはまる」の合計。定点設問。

図表6:現在フル出社で働く層の「通勤を避けたい」理由の割合(n=388・%)

理由「当てはまる」の合計
雨や台風の日の通勤を避けたい79.1
暑さ・寒さの中の通勤を避けたい73.4

図表7:求人情報でもっと詳しく知りたい情報(全12項目・n=1,004・単一選択・%)

項目選択率
テレワークの実際の運用ルール15.8
給与の内訳(基本給・手当など)14.3
1日の具体的な仕事の流れ9.6
実際に働いている人の声7.3
残業の実態(平均時間など)6.5
昇給・昇格の実績5.2
一緒に働くメンバーや責任者の情報4.0
評価制度の具体的な仕組み3.7
離職率や平均勤続年数3.5
使用するツールや技術1.6
入社後の研修・フォロー体制1.6
特にない27.0

図表8:「テレワークの実際の運用ルール」と「給与の内訳」を選んだ割合(年代別・単一選択・%)

項目20代30代40代50代60代※
テレワークの実際の運用ルール16.815.520.913.19.3
給与の内訳(基本給・手当など)16.822.011.610.810.3

基数:20代 n=190、30代 n=200、40代 n=249、50代 n=268、60代 n=97。※60代はn=97のため参考値。

図表9:この夏(お盆休み)に働き方やキャリアを見直すとしたら考えたいこと(n=1,004・単一選択・%)

項目選択率
今の働き方を続けたい28.9
特に考えることはない28.3
働く場所や時間の自由度を高めたい21.2
転職を考えたい12.3
副業・兼業を始めたい7.8
地方・郊外への移住を考えたい1.6

単一選択のため、選択率の合計は100%。年代別では30代の「働く場所や時間の自由度を高めたい」28.0%・「転職を考えたい」21.0%がいずれも全年代で最も高い。20代の「働く場所や時間の自由度を高めたい」は23.2%、60代の「今の働き方を続けたい」は39.2%(60代はn=97のため参考値)。

調査概要

調査名テレリモ総研「お盆のキャリアと求人情報に関する調査」
調査主体株式会社LASSIC(テレリモ総研)
調査時期2026年7月2日〜7月6日
調査方法インターネット調査
調査対象20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女
調査対象地域日本全国
有効回答数n=1,004
回答数内訳男女別:男性 n=522、女性 n=482/年代別:20代 n=190、30代 n=200、40代 n=249、50代 n=268、60代 n=97/出社形態別:フルリモート n=150、ハイブリッド n=466、フル出社 n=388
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%とならない場合がある。
編集責任者・所長
竹下 颯飛
監修責任者
牛尾 昭昌