テレワーク移住の実態(2026年7月調査)データ・引用用ページ
要点
- テレワークをきっかけとした住まいの選択・変化を尋ねたところ、地方・郊外に住んでテレワークをしている人は15.2%であった。男女別では男性16.7%・女性13.7%で、回答別の男女差はいずれも2.1ポイント以内であった
- 都心でテレワークをする場合と比べた変化を尋ねると、良くなったとする回答が最も多かったのは「生活の質」で73.8%、「業務効率」で62.7%であった一方、「同じくらい」が最も多かったのは「キャリア形成」で44.4%であった
- 地方/郊外で働き続けるための工夫を全11項目から尋ねたところ、地方・郊外在住テレワーカー(n=153)で最も多かったのは「自宅の通信環境を整える」49.0%であった
要点
- テレワークをきっかけとした住まいの選択・変化を尋ねたところ、地方・郊外に住んでテレワークをしている人は15.2%であった(内訳は、もともと地方・郊外在住でテレワークが定着した人7.3%、テレワークを機に地方・郊外へ移住した人4.4%、都心から近郊へ引っ越した人3.6%。合計は丸め前の値から算出)。男女別では男性16.7%・女性13.7%で、回答別の男女差はいずれも2.1ポイント以内であった。
- この層に、都心でテレワークをする場合と比べた変化を3項目について尋ねた。良くなったとする回答が最も多かったのは「生活の質」で73.8%、悪くなったとする回答は3.3%であった。「業務効率」も良くなったとする回答が62.7%であった一方、3項目のうち「同じくらい」が最も多かったのは「キャリア形成」で44.4%であった。
- 地方/郊外で働き続けるための工夫を全11項目から尋ねた。地方・郊外に住んでテレワークをしている人(n=153)で最も多かったのは「自宅の通信環境を整える」49.0%で、「オンライン会議用の機材を整える」40.5%、「都心に出向く日の宿泊先を決めておく」33.3%が続いた。
表1:テレワーク中の住まいや地方・郊外への移住の状況(n=1,004・単一回答・%)
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 特に意識していない/該当しない | 52.2% |
| 住まいは変えず、自宅をテレワーク向けに見直した | 11.5% |
| もともと地方・郊外在住で、テレワークが定着した | 7.3% |
| 都心の住まいを続けたい/地方移住の意向はない | 6.5% |
| 住まいは変えていないが、地方移住に関心はある | 6.1% |
| テレワークを機に地方・郊外へ移住した | 4.4% |
| 都心から近郊(同じ通勤圏内)へ引っ越した | 3.6% |
| 移住したくても、仕事の内容や家族の事情で選べない | 3.2% |
| 住まいは変えていないが、地方・郊外移住を具体的に検討している | 3.0% |
| 勤務先が居住地を制限していて移住できない | 2.4% |
地方・郊外に住んでテレワークをしている人の割合15.2%は、上位3項目(7.3%・4.4%・3.6%)を丸め前の値から算出したもの。表示値の合計15.3%とは一致しない。
表2:テレワーク中の住まいや地方・郊外への移住の状況(男女別・単一回答・%)
| 項目 | 男性(n=522) | 女性(n=482) |
|---|---|---|
| 特に意識していない/該当しない | 52.1% | 52.3% |
| 住まいは変えず、自宅をテレワーク向けに見直した | 12.5% | 10.4% |
| もともと地方・郊外在住で、テレワークが定着した | 7.5% | 7.1% |
| 都心の住まいを続けたい/地方移住の意向はない | 5.6% | 7.5% |
| 住まいは変えていないが、地方移住に関心はある | 6.1% | 6.0% |
| テレワークを機に地方・郊外へ移住した | 5.4% | 3.3% |
| 都心から近郊(同じ通勤圏内)へ引っ越した | 3.8% | 3.3% |
| 移住したくても、仕事の内容や家族の事情で選べない | 3.3% | 3.1% |
| 住まいは変えていないが、地方・郊外移住を具体的に検討している | 2.1% | 3.9% |
| 勤務先が居住地を制限していて移住できない | 1.7% | 3.1% |
地方・郊外に住んでテレワークをしている3項目の合計は男性16.7%・女性13.7%。回答別の男女差は10項目のいずれも2.1ポイント以内。
表3:都心でテレワークをする場合と比べた変化(地方・郊外在住テレワーカー n=153・各単一回答・%)
| 項目 | かなり良い | やや良い | 同じくらい | やや悪い | かなり悪い | 良い計 | 悪い計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 生活の質 | 37.9% | 35.9% | 22.9% | 2.6% | 0.7% | 73.8% | 3.3% |
| 業務効率 | 26.1% | 36.6% | 32.7% | 4.6% | 0.0% | 62.7% | 4.6% |
| キャリア形成 | 15.7% | 31.4% | 44.4% | 5.9% | 2.6% | 47.1% | 8.5% |
良い計は「かなり良い」と「やや良い」、悪い計は「やや悪い」と「かなり悪い」を足し合わせた値。いずれも表示している各項目の割合を足し合わせている。
表4:地方/郊外で働き続けるための工夫(地方・郊外在住テレワーカー n=153・複数回答・%)
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 自宅の通信環境を整える | 49.0% |
| オンライン会議用の機材を整える | 40.5% |
| 都心に出向く日の宿泊先を決めておく | 33.3% |
| 時間差でのやりとり(チャット等)を工夫する | 28.1% |
| 対面が必要な用事はまとめて計画的に済ませる | 24.8% |
| 都心に出向いた日に作業できる拠点(オフィス・ハブ等)を確保する | 22.9% |
| 自宅近くのコワーキング施設を併用する | 20.9% |
| 地域や同職種のつながりを意識的に作る | 17.6% |
| 住む地域の医療・行政サービスを事前に確認する | 17.0% |
| 移動費や通信費の負担を把握・整理しておく | 15.7% |
| 該当なし/地方や郊外で働く予定はない | 3.9% |
この設問は回答者全員(n=1,004)に尋ね、都心在住の場合は興味のある工夫を選ぶよう案内している。本表は地方・郊外在住テレワーカー(n=153)で集計した。複数回答のため割合の合計は100%を超える。
調査概要
| 調査名 | テレリモ総研「地方・郊外テレワークと働き方に関する調査」 |
|---|---|
| 調査主体 | 株式会社LASSIC(テレリモ総研) |
| 調査時期 | 2026年7月2日〜7月6日 |
| 調査方法 | インターネット調査 |
| 調査対象 | 20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女 |
| 調査対象地域 | 日本全国 |
| 有効回答数 | n=1,004 |
| 回答数内訳 | 男女別:男性 n=522、女性 n=482/都心でテレワークをする場合との比較3項目は、地方・郊外に住んでテレワークをしている人 n=153 に尋ねた/工夫の設問は回答者全員(n=1,004)に尋ね、本記事では地方・郊外に住んでテレワークをしている人 n=153 で集計した(都心在住の方には興味のある工夫を選ぶよう案内している) |
※構成比は小数第2位を四捨五入して小数第1位で表示している。※地方・郊外に住んでテレワークをしている人の割合15.2%は、四捨五入前の値から算出しているため、表示している3項目の合計(15.3%)とは一致しない。※都心と比べた変化の3項目は、「かなり良い」と「やや良い」を合わせて良くなったとする回答、「やや悪い」と「かなり悪い」を合わせて悪くなったとする回答として示す。いずれも表示値を足し合わせた値である。※複数回答の設問(工夫)の割合は地方・郊外在住テレワーカー(n=153)に占める割合を示すため、合計は100%を超える。
- 編集責任者・所長
- 竹下 颯飛
- 監修責任者
- 牛尾 昭昌