テレワークと出社の向き・不向き(2026年8月調査)データ・引用用ページ
要点
- 全4項目のうち、テレワークの方がやりやすいとする回答が半数を超えたのは「業務の進め方を自分で決めること」68.8%、「時間管理スキルを磨くこと」64.1%、「集中力を保つこと」54.6%の3項目であった。「チームと連携すること」は25.8%である。最も高い「業務の進め方を自分で決めること」の内訳は「テレワークの方がやりやすい」36.5%と「どちらかといえばテレワーク」32.3%である。
- 現在フル出社で働く層(n=379)でも、テレワークの方がやりやすいとする回答は「業務の進め方を自分で決めること」45.9%、「時間管理スキルを磨くこと」43.0%であった。
- テレワークの方がやりやすいとする回答のうち、「時間管理スキルを磨くこと」は男女差が最も大きく、女性68.4%、男性60.0%で8.4ポイントの差であった。残る2項目の男女差は「業務の進め方を自分で決めること」2.0ポイント、「集中力を保つこと」0.4ポイントで小さい。
表1:出社時とテレワーク時のどちらがやりやすいか(単一回答・単位%)
| 項目 | テレワークの方がやりやすい | どちらかといえばテレワーク | どちらかといえば出社 | 出社の方がやりやすい |
|---|---|---|---|---|
| 業務の進め方を自分で決めること | 36.5 | 32.3 | 16.1 | 15.0 |
| 時間管理スキルを磨くこと | 29.5 | 34.6 | 20.1 | 15.8 |
| 集中力を保つこと | 29.8 | 24.8 | 23.0 | 22.4 |
| チームと連携すること | 12.3 | 13.6 | 33.4 | 40.8 |
n=1,011。単一回答・全4項目。
表2:出社形態別・テレワークの方がやりやすいとする回答の割合(単一回答・単位%)
| 項目 | フルリモート勤務 | ハイブリッド勤務 | フル出社 |
|---|---|---|---|
| 業務の進め方を自分で決めること | 85.6 | 81.4 | 45.9 |
| 時間管理スキルを磨くこと | 88.4 | 72.1 | 43.0 |
| 集中力を保つこと | 74.0 | 65.4 | 32.5 |
n=フルリモート勤務181・ハイブリッド勤務451・フル出社379。テレワークの方がやりやすいとする回答は「テレワークの方がやりやすい」と「どちらかといえばテレワーク」の合計。
表3:年代別・テレワークの方がやりやすいとする回答の割合(単一回答・単位%)
| 項目 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 |
|---|---|---|---|---|---|
| 業務の進め方を自分で決めること | 67.4 | 76.4 | 72.3 | 62.5 | 64.5 |
| 時間管理スキルを磨くこと | 64.1 | 68.0 | 63.6 | 60.9 | 65.5 |
| 集中力を保つこと | 58.7 | 62.1 | 52.2 | 50.6 | 49.1 |
n=20代184・30代203・40代253・50代261・60代110。
表4:出社判断の区分別・テレワークの方がやりやすいとする回答の割合(単一回答・単位%)
| 項目 | 自分の判断で自由に選べる | 上司の承認や会社の定めで決まる | 業務の性質や制度により選べない |
|---|---|---|---|
| 業務の進め方を自分で決めること | 77.6 | 72.9 | 50.5 |
| 時間管理スキルを磨くこと | 68.6 | 68.4 | 49.5 |
| 集中力を保つこと | 60.4 | 59.6 | 38.2 |
n=自分の判断で自由に選べる331・上司の承認や会社の定めで決まる354・業務の性質や制度により選べない283。
表5:男女別・テレワークの方がやりやすいとする回答の割合(単一回答・単位%)
| 項目 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 業務の進め方を自分で決めること | 69.8 | 67.8 |
| 時間管理スキルを磨くこと | 60.0 | 68.4 |
| 集中力を保つこと | 54.4 | 54.8 |
n=男性520・女性491。
調査概要
| 調査名 | テレリモ総研「テレワークと自律性・自己管理に関する調査」 |
|---|---|
| 調査主体 | 株式会社LASSIC(テレリモ総研) |
| 調査時期 | 2026年8月6日〜8月12日 |
| 調査方法 | インターネット調査 |
| 調査対象 | 20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女 |
| 調査対象地域 | 日本全国 |
| 有効回答数 | n=1,011 |
| 回答数内訳 | 男性 n=520/女性 n=491/20代 n=184/30代 n=203/40代 n=253/50代 n=261/60代 n=110/フルリモート勤務 n=181/ハイブリッド勤務 n=451/フル出社 n=379/自分の判断で自由に選べる n=331/上司の承認や会社の定めで決まる n=354/業務の性質や制度により選べない n=283 |
※テレワークの方がやりやすいとする回答の割合は、「テレワークの方がやりやすい」と「どちらかといえばテレワーク」を合わせた割合である。集計表の実数から算出しているため、図表の表示値を足し合わせた値と0.1ポイント異なる場合がある。
※出社形態グループは、回答者が選んだ出社形態をもとにした区分である。ハイブリッド勤務451人は、週1日出社92人、週2日出社120人、週3日出社99人、週4日出社140人の合計である。
※出社判断の区分は、回答者が選んだ出社判断の回答をもとにした区分である。「上司の承認や会社の定めで決まる」354人は、上司の承認を得れば選べる207人、曜日・条件で会社が一律に定めている83人、原則出社で悪天候等のみテレワーク可64人の合計である。「業務の性質や制度により選べない」283人は、自分の業務上選択の余地がない129人、過去にテレワーク経験があるが現職では完全出社65人、業務特性上テレワーク実施が物理的に不可能30人、業務特性は適合するが勤務先にテレワーク制度がない25人、制度はあるが自分の業務範囲はテレワーク対象外22人、業界・職種の慣行として完全出社運用が定着12人の合計である。「完全テレワーク(出社不要)」43人は出社の選択自体が生じないため3区分とは分けて扱う。3区分の合計968人と有効回答1,011人の差は、この43人である。
- 編集責任者・所長
- 竹下 颯飛
- 監修責任者
- 牛尾 昭昌