ハイブリッドワークの工夫|20代の80.2%が「工夫あり」、60代は53.2%

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この記事の要点

  • テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人は、20代80.2%、30代66.7%、40代65.3%、50代59.4%、60代53.2%で、20代がほかの年代を上回った。
  • 出社する日の目的別では、出社に自分の目的を持つ人の82.2%が工夫を1つ以上挙げ、目的が「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」の人の45.1%を上回った。
  • 現在ハイブリッドの人では工夫を1つ以上挙げた人が83.0%で、年代別では20代85.0%、30代87.3%、40代86.7%と近い割合で、50代76.8%と60代76.2%はこれを下回る(40代と60代は参考値)。
調査名テレリモ総研「テレワークと出社の組み合わせに関する調査」
調査主体株式会社LASSIC(テレリモ総研)
調査時期2026年9月2日〜9月3日
調査方法インターネット調査
調査対象20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女
調査対象地域日本全国
有効回答数n=1,007
回答数内訳男性 n=517/女性 n=490/20代 n=167/30代 n=207/40代 n=251/50代 n=271/60代 n=111/フルリモート n=169/ハイブリッド n=454/フル出社 n=384/ハイブリッドの20代 n=100/ハイブリッドの30代 n=102/ハイブリッドの40代 n=98/ハイブリッドの50代 n=112/ハイブリッドの60代 n=42/出社に自分の目的を持つ人 n=667/「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」 n=173/「該当なし(組み合わせて働いた経験がない)」 n=167

※複数回答の設問の割合は、回答者数(全体はn=1,007、クロス集計は各区分のn数)に占める割合のため、合計は100%を超える。

※「工夫を1つ以上挙げた人」は、回答者数から「特に工夫していない」を選んだ人数を引いて算出した。

※ハイブリッドは、回答者が選んだ週1日出社96人、週2日出社103人、週3日出社133人、週4日出社122人の合計(454人)である。

※「出社に自分の目的を持つ人」は、出社する日の目的で「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」と「該当なし(組み合わせて働いた経験がない)」以外の7項目を選んだ人(667人)である。

※「組み合わせて働いた経験がないと答えた人を除いた」値は、出社する日の目的で「該当なし」を選んだ167人を除いた840人で算出した。

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%とならない場合がある。

テレリモ総研は、テレワーク経験者1,007名を対象に「テレワークと出社の組み合わせに関する調査」を実施した。テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人は、20代が80.2%で、30代66.7%、40代65.3%、50代59.4%、60代53.2%を上回った。出社する日の目的別にみると、出社に自分の目的を持つ人では82.2%が工夫を1つ以上挙げており、目的が「チームとの偶発対話・関係性構築を意識」の人では90.2%、「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」の人では84.2%、目的が「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」の人では45.1%であった。出社する日の目的は「オフィスでしかできない作業に合わせて」が25.3%で最も多い。

テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫として、27.8%が「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」を挙げた

工夫していることと出社する日の目的を尋ねた設問では、現在テレワークと出社を組み合わせて働いていない人には、過去の経験をもとに答えてもらった。組み合わせて働いた経験のない人には、工夫していることの設問で「特に工夫していない」、出社する日の目的の設問で「該当なし」を選ぶよう案内している。

テレワークと出社をうまく組み合わせるために工夫していることを、全11項目から複数選択で尋ねた(図表1)。

図表1:テレワークと出社をうまく組み合わせるために工夫していること(全11項目)

n=1,007/複数回答・全11項目/単位:%。「特に工夫していない」は最下部に置いている。複数回答のため、割合の合計は100%を超える。

11項目のうち最も多いのは「特に工夫していない」の34.9%である。以下では、この回答を除いた10項目をみる。

10項目で最も多いのは「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」27.8%で、2番目は「テレワーク日に集中作業・個人タスクを優先する」21.3%、3番目は「出社日に対面会議を集中させる」19.0%であった。

4番目以降は、「出社日にチームでの雑談・情報交換の機会を作る」15.6%、「出社日にしかできない業務をリスト化して事前に整理する」14.6%、「週次・月次で出社日とテレワーク日のスケジュールを計画する」12.8%、「テレワーク日でも対面が必要なときは柔軟に出社する」12.0%、「出社日とテレワーク日で業務開始・終業時刻を調整する」9.1%、「オンライン会議と対面会議の使い分けルールを決めている」7.1%、「上司・チームと組み合わせ方のルールを話し合って決めている」4.8%の順である。

テレワークとの組み合わせで出社日に「よい」と感じる場面と「困る」と感じる場面は「ハイブリッドワークにおける出社日のメリット・デメリット」、テレワーク日と出社日を比べてどちらがよいと感じるかは「テレワークと出社、仕事の効率が良いのはどっち」で扱っている。

出社する日の目的として最も多く選ばれたのは「オフィスでしかできない作業に合わせて」で25.3%

工夫とは別に、出社する日の目的としていちばん近いものを、全9項目から単一回答で尋ねた(図表2)。

図表2:出社する日の目的(全9項目)

n=1,007/単一回答・全9項目/単位:%。「該当なし」は最下部に置いている。

「該当なし」は16.6%で、9項目のなかで4番目に多い。以下では、この回答を除いた8項目をみる。

8項目で最も多いのは「オフィスでしかできない作業に合わせて」25.3%である。2番目は「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」17.6%、3番目は「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」17.2%、4番目は「チームとの偶発対話・関係性構築を意識」10.1%であった。

残る4項目は、「集中環境を求めて出社」5.7%、「上司・チームの出社日に合わせて」2.8%、「部下指導・OJTなど対面が有効な業務」2.6%、「顧客来訪・社内行事に合わせて」2.2%である。

テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人は、20代80.2%、60代53.2%

工夫していることに年代による違いがあるかを確かめるため、年代別に集計した。

ここでは、「特に工夫していない」以外の10項目から1つ以上を選んだ人を「工夫を1つ以上挙げた人」とする。「特に工夫していない」はほかの項目と同時には選べないため、回答者のうち「特に工夫していない」を選ばなかった人がこれにあたる。図表3には、回答者全体に加えて、現在週1日出社から週4日出社までのハイブリッドの人に限った割合も示す。ハイブリッドの人のうち40代と60代は、回答者が100人に満たないため参考値である。

テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人の割合を、年代別にみる(図表3)。

図表3:テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人の割合<年代別>

n数:回答者全体 20代167/30代207/40代251/50代271/60代111、ハイブリッドの人 20代100/30代102/40代98/50代112/60代42/単位:%。「特に工夫していない」以外の10項目から1つ以上を選んだ人の割合。ハイブリッドの人の40代・60代は回答者が100人未満のため参考値。組み合わせて働いた経験がないと答えた人(出社する日の目的で「該当なし」)を除くと、20代86.5%、30代76.5%、40代75.1%、50代68.3%、60代64.7%(60代はn=85で参考値)。

回答者全体では、工夫を1つ以上挙げた人は20代80.2%、30代66.7%、40代65.3%、50代59.4%、60代53.2%で、年代が上がるごとに低い。20代は、次に高い30代を13.6ポイント上回った。

組み合わせて働いた経験がないと答えた人(出社する日の目的で「該当なし」を選んだ人)を除いても、20代86.5%、30代76.5%、40代75.1%、50代68.3%、60代64.7%で、20代が最も高い(60代は回答者が100人に満たないため参考値)。

ハイブリッドの人に限ると、20代85.0%、30代87.3%、40代86.7%と近い割合で、50代76.8%と60代76.2%はこれを下回る。

続いて、テレワークと出社をうまく組み合わせるために工夫していることの全11項目を、年代別にみる(図表4)。

図表4:テレワークと出社をうまく組み合わせるために工夫していること(全11項目)<年代別>

n数:20代167/30代207/40代251/50代271/60代111/複数回答・全11項目/単位:%。項目は全体の割合が高い順に並べ、「特に工夫していない」は最下部に置いている。複数回答のため、割合の合計は100%を超える。1人あたりの工夫の数(「特に工夫していない」を除く延べ選択数÷回答者数)は、20代1.95個、30代1.49個、40代1.48個、50代1.22個、60代1.02個。

「特に工夫していない」は20代19.8%、30代33.3%、40代34.7%、50代40.6%、60代46.8%で、年代が上がるごとに高い。30代から60代では、この回答が11項目のなかで最も多い。20代では、「週次・月次で出社日とテレワーク日のスケジュールを計画する」と同じ19.8%で、5番目に多い。以下では、この回答を除いた10項目をみる。

1人あたりの工夫の数(「特に工夫していない」を除く10項目の延べ選択数を回答者数で割った値)は、20代1.95個、30代1.49個、40代1.48個、50代1.22個、60代1.02個である。

10項目のうち8項目で、20代の割合が5つの年代のなかで最も高い。20代が最も高くないのは、「出社日にしかできない業務をリスト化して事前に整理する」と「テレワーク日でも対面が必要なときは柔軟に出社する」の2項目である。組み合わせて働いた経験がないと答えた人を除くと、20代が最も高い項目は7項目となり、「出社日に対面会議を集中させる」で40代が20代を上回る。

「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」は、いずれの年代でも10項目のなかで最も多く、20代39.5%、30代27.5%、40代28.3%、50代22.5%、60代22.5%である。

次の4項目は、20代が最も高く、年代が上がるごとに低い。「テレワーク日に集中作業・個人タスクを優先する」は20代28.1%、30代25.1%、40代19.5%、50代17.7%、60代16.2%である。「出社日にチームでの雑談・情報交換の機会を作る」は20代25.7%、30代17.4%、40代13.9%、50代11.4%、60代10.8%である。「週次・月次で出社日とテレワーク日のスケジュールを計画する」は20代19.8%、30代15.5%、40代13.1%、50代10.0%、60代3.6%である。「オンライン会議と対面会議の使い分けルールを決めている」は20代12.6%、30代7.7%、40代6.8%、50代5.2%、60代2.7%である。

「出社日とテレワーク日で業務開始・終業時刻を調整する」は20代15.0%、30代10.6%、40代8.0%、50代8.1%、60代2.7%で、20代が最も高く、60代が最も低い。

「出社日に対面会議を集中させる」は20代22.8%、30代19.3%、40代22.3%、50代14.8%、60代15.3%、「上司・チームと組み合わせ方のルールを話し合って決めている」は20代6.6%、30代4.3%、40代6.0%、50代3.7%、60代2.7%である。この2項目は20代が最も高いが、2番目に高い40代との差は1ポイント未満である。

「出社日にしかできない業務をリスト化して事前に整理する」は20代12.6%、30代11.6%、40代18.3%、50代15.1%、60代13.5%で、40代が最も高い。「テレワーク日でも対面が必要なときは柔軟に出社する」は20代12.6%、30代10.1%、40代12.0%、50代13.3%、60代11.7%で、50代が最も高い。

出社する日の目的で最も多い項目は年代によって異なり、20代は「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」、40代〜60代は「オフィスでしかできない作業に合わせて」

出社する日の目的についても、年代別にみる(図表5)。

図表5:出社する日の目的(全9項目)<年代別>

n数:20代167/30代207/40代251/50代271/60代111/単一回答・全9項目/単位:%。項目は年代による差(最も高い年代と最も低い年代の開き)の大きい順に並べ、「該当なし」は最下部に置いている。

「該当なし」は20代11.4%、30代17.9%、40代15.1%、50代17.3%、60代23.4%であった。以下では、この回答を除いてみる。

最も多い項目は年代によって異なる。20代は「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」28.1%、30代は「オフィスでしかできない作業に合わせて」と「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」が同じ18.8%、40代〜60代は「オフィスでしかできない作業に合わせて」(26.7〜31.5%)が最も多い。

「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」は20代9.6%、30代18.8%、40代19.5%、50代19.2%、60代15.3%で、20代が最も低い。「チームとの偶発対話・関係性構築を意識」は20代15.6%、30代15.0%、40代10.4%、50代5.5%、60代3.6%で、年代が上がるごとに低い。「集中環境を求めて出社」「顧客来訪・社内行事に合わせて」「上司・チームの出社日に合わせて」「部下指導・OJTなど対面が有効な業務」の4項目は、いずれの年代でも1割未満である。

8項目のうち、最も高い年代と最も低い年代の差が最も大きいのは「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」で、最も高いのは20代の28.1%、最も低いのは50代の14.0%である。30代は17.4%、40代は14.7%、60代は17.1%であった。

出社に自分の目的を持つ人では82.2%が工夫を1つ以上挙げ、目的が「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」の人では45.1%

出社する日の目的によって工夫していることに違いがあるかを確かめるため、出社する日の目的別にも集計した。

ここでは、出社する日の目的の9項目のうち、「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」と「該当なし(組み合わせて働いた経験がない)」以外の7項目のいずれかを選んだ人を「出社に自分の目的を持つ人」とする。7項目のうち、「集中環境を求めて出社」「上司・チームの出社日に合わせて」「部下指導・OJTなど対面が有効な業務」「顧客来訪・社内行事に合わせて」の4項目は回答者が100人に満たないため、図表に参考値として示し、本文では取り上げない。

テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人の割合を、出社する日の目的別にみる(図表6)。

図表6:テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人の割合<出社する日の目的別>

n数:自分の目的を持つ人667(偶発対話102/対面会議177/オフィスでしかできない作業255/顧客来訪22/部下指導26/上司・チームの出社日28/集中環境57)/会社の方針173/該当なし167/単位:%。「特に工夫していない」以外の10項目から1つ以上を選んだ人の割合。出社する日の目的(単一回答)の回答別。回答者が100人未満の4項目は参考値。「該当なし」は最下部に置いている。

出社に自分の目的を持つ人では、工夫を1つ以上挙げた人が82.2%であった。7項目のうち回答者が100人以上の3項目では、目的が「チームとの偶発対話・関係性構築を意識」の人で90.2%、「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」の人で84.2%、「オフィスでしかできない作業に合わせて」の人で79.6%である。

目的が「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」の人では45.1%であった。

ハイブリッドの人では83.0%が工夫を1つ以上挙げ、最も多いのは「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」38.1%

いまの出社形態によって、工夫していることや出社する日の目的は異なりうるため、「フルリモート・ハイブリッド・フル出社」の出社形態別にも集計した。ハイブリッドは、週1日出社から週4日出社までの4区分をまとめた区分で、内訳は調査概要に示している。

本調査の回答者はテレワーク・リモートワークを経験したことがある人に限られており、一度もテレワークをしたことがない人は対象外である。工夫していることと出社する日の目的は、現在ハイブリッドでない人には過去の経験をもとに回答してもらっている。ここでの「フル出社」は、テレワークを経験したうえで現在は出社のみで働いている人を、「フルリモート」は現在は出社していない人を指す。

工夫を1つ以上挙げた人は、ハイブリッド83.0%、フルリモート58.6%、フル出社46.9%で、ハイブリッドが最も高い。以下では、現在テレワークと出社を組み合わせて働いているハイブリッドの人に限ってみる。

ハイブリッドの人が、テレワークと出社をうまく組み合わせるために工夫していることの全11項目をみる(図表7)。

図表7:ハイブリッドの人がテレワークと出社をうまく組み合わせるために工夫していること(全11項目)

n数:ハイブリッド454(フルリモート169/フル出社384)/複数回答・全11項目/単位:%。「特に工夫していない」は最下部に置いている。複数回答のため、割合の合計は100%を超える。工夫を1つ以上挙げた人は、ハイブリッド83.0%、フルリモート58.6%、フル出社46.9%。

ハイブリッドの人では、「特に工夫していない」は17.0%で、11項目のなかで7番目に多い。以下では、この回答を除いた10項目をみる。

最も多いのは「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」38.1%で、2番目は「出社日に対面会議を集中させる」29.5%、3番目は「テレワーク日に集中作業・個人タスクを優先する」29.3%であった。4番目以降は、「出社日にチームでの雑談・情報交換の機会を作る」22.7%、「週次・月次で出社日とテレワーク日のスケジュールを計画する」19.6%、「出社日にしかできない業務をリスト化して事前に整理する」17.8%、「テレワーク日でも対面が必要なときは柔軟に出社する」16.5%、「出社日とテレワーク日で業務開始・終業時刻を調整する」14.3%、「オンライン会議と対面会議の使い分けルールを決めている」9.0%、「上司・チームと組み合わせ方のルールを話し合って決めている」5.3%の順である。

ハイブリッドの人に限ってみると、出社する日の目的で最も多い項目は、20代・30代が「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」、40代以上が「オフィスでしかできない作業に合わせて」であった。

テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人は男性65.6%、女性64.7%で、男女の差は小さい

工夫していることと出社する日の目的に男女による違いがあるかを確かめるため、男女別にも集計した。

テレワークと出社をうまく組み合わせるために工夫していることの全11項目を、男女別にみる(図表8)。

図表8:テレワークと出社をうまく組み合わせるために工夫していること(全11項目)<男女別>

n数:男性517/女性490/複数回答・全11項目/単位:%。「特に工夫していない」は最下部に置いている。複数回答のため、割合の合計は100%を超える。工夫を1つ以上挙げた人は男性65.6%、女性64.7%。

「特に工夫していない」は男性34.4%、女性35.3%であった。以下では、この回答を除いてみる。

工夫を1つ以上挙げた人は男性65.6%、女性64.7%で、男女の差は小さい。10項目のうち8項目は、男女差が3ポイント未満であった。男女とも最も多いのは「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」で、男性27.3%、女性28.4%である。

男女差が大きいのは2項目で、「出社日に対面会議を集中させる」は男性22.4%が女性15.3%を7.1ポイント、「テレワーク日でも対面が必要なときは柔軟に出社する」は女性14.9%が男性9.3%を5.6ポイント上回った。

出社する日の目的を男女別にみると、男女とも「オフィスでしかできない作業に合わせて」が最も多い。

まとめ)テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人は、20代80.2%・60代53.2%、出社に自分の目的を持つ人82.2%・目的が「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」の人45.1%

テレワークと出社をうまく組み合わせるために工夫していることでは、「特に工夫していない」を除く10項目のうち、「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」が27.8%で最も多く、「テレワーク日に集中作業・個人タスクを優先する」21.3%、「出社日に対面会議を集中させる」19.0%が続いた。出社する日の目的は、「オフィスでしかできない作業に合わせて」が25.3%で最も多く、2番目は「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」の17.6%であった。

年代別では、工夫を1つ以上挙げた人が20代80.2%、30代66.7%、40代65.3%、50代59.4%、60代53.2%で、20代がほかの年代を上回った。組み合わせて働いた経験がないと答えた人を除いても、20代は86.5%で最も高い。1人あたりの工夫の数は、20代1.95個、60代1.02個であった。ハイブリッドの人に限ると、20代85.0%、30代87.3%、40代86.7%と近い割合で、50代76.8%と60代76.2%はこれを下回る(40代と60代は参考値)。

出社する日の目的別では、出社に自分の目的を持つ人の82.2%が工夫を1つ以上挙げた。目的が「チームとの偶発対話・関係性構築を意識」の人では90.2%、「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」の人では84.2%、「オフィスでしかできない作業に合わせて」の人では79.6%で、目的が「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」の人では45.1%であった。

出社形態別では、工夫を1つ以上挙げた人はハイブリッド83.0%、フルリモート58.6%、フル出社46.9%であった。男女別では、男性65.6%、女性64.7%で、男女の差は小さい。

編集責任者・所長の視点

竹下 颯飛
編集責任者・所長竹下 颯飛
テレリモ総研 所長 プロフィール →
テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を1つ以上挙げた人は、20代80.2%、60代53.2%でした。現在ハイブリッドの人に限ると、20代85.0%、30代87.3%、40代86.7%(40代は参考値)と近い割合になります。 出社する日の目的別では、出社に自分の目的を持つ人の82.2%が工夫を1つ以上挙げ、目的が「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」の人では45.1%でした。出社する日の目的とテレワーク日に置く仕事を見直すことが、組み合わせ方を考える手がかりになりそうです。
監修責任者
牛尾 昭昌
牛尾 昭昌
テレリモ総研 監修者/株式会社LASSIC 執行役員 事業推進本部長 プロフィール →

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よくある質問

ハイブリッドワークで、うまく働くための工夫にはどんなものがありますか。
A. ハイブリッドワークでうまく働くための工夫として多いのは、「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」(27.8%)です。テレワーク経験者1,007名に聞いたテレリモ総研の調査(2026年9月実施)で、テレワークと出社をうまく組み合わせるために工夫していることを複数選択で尋ねた結果は、「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」27.8%、「テレワーク日に集中作業・個人タスクを優先する」21.3%、「出社日に対面会議を集中させる」19.0%、「出社日にチームでの雑談・情報交換の機会を作る」15.6%、「出社日にしかできない業務をリスト化して事前に整理する」14.6%、「週次・月次で出社日とテレワーク日のスケジュールを計画する」12.8%、「テレワーク日でも対面が必要なときは柔軟に出社する」12.0%、「出社日とテレワーク日で業務開始・終業時刻を調整する」9.1%、「オンライン会議と対面会議の使い分けルールを決めている」7.1%、「上司・チームと組み合わせ方のルールを話し合って決めている」4.8%でした。(出所:テレリモ総研「テレワークと出社の組み合わせに関する調査」2026年、n=1,007、複数回答)
出社する日は何を目的に出社する人が多いですか。
A. 出社する日の目的として最も多いのは、「オフィスでしかできない作業に合わせて」(25.3%)です。テレワーク経験者1,007名に聞いたテレリモ総研の調査(2026年9月実施)で、出社する日の目的としていちばん近いものを1つ選んでもらった結果は、「オフィスでしかできない作業に合わせて」25.3%、「対面会議・打ち合わせを主目的に出社」17.6%、「会社の方針だから出社している(自分の目的は特にない)」17.2%、「チームとの偶発対話・関係性構築を意識」10.1%、「集中環境を求めて出社」5.7%、「上司・チームの出社日に合わせて」2.8%、「部下指導・OJTなど対面が有効な業務」2.6%、「顧客来訪・社内行事に合わせて」2.2%でした。(出所:テレリモ総研「テレワークと出社の組み合わせに関する調査」2026年、n=1,007、単一回答)
ハイブリッドワークの工夫は、年代によって違いがありますか。
A. ハイブリッドワークの工夫は、年代によって違いがあります。テレワーク経験者1,007名に聞いたテレリモ総研の調査(2026年9月実施)で、テレワークと出社をうまく組み合わせるための工夫を10項目から1つ以上挙げた人は、20代80.2%、30代66.7%、40代65.3%、50代59.4%、60代53.2%でした。1人あたりの工夫の数は、20代1.95個、30代1.49個、40代1.48個、50代1.22個、60代1.02個です。現在テレワークと出社を組み合わせて働いているハイブリッドの人に限ると、工夫を1つ以上挙げた人は20代85.0%、30代87.3%、40代86.7%、50代76.8%、60代76.2%です(40代と60代は回答者が100人未満のため参考値)。工夫の内容ごとに年代別にみると、「テレワーク日と出社日で業務内容を意図的に振り分ける」は20代39.5%、30代27.5%、40代28.3%、50代22.5%、60代22.5%でした。「テレワーク日に集中作業・個人タスクを優先する」は20代28.1%、30代25.1%、40代19.5%、50代17.7%、60代16.2%です。「出社日に対面会議を集中させる」は20代22.8%、30代19.3%、40代22.3%、50代14.8%、60代15.3%でした。「出社日にチームでの雑談・情報交換の機会を作る」は20代25.7%、30代17.4%、40代13.9%、50代11.4%、60代10.8%です。「出社日にしかできない業務をリスト化して事前に整理する」は20代12.6%、30代11.6%、40代18.3%、50代15.1%、60代13.5%でした。「週次・月次で出社日とテレワーク日のスケジュールを計画する」は20代19.8%、30代15.5%、40代13.1%、50代10.0%、60代3.6%です。「テレワーク日でも対面が必要なときは柔軟に出社する」は20代12.6%、30代10.1%、40代12.0%、50代13.3%、60代11.7%でした。「出社日とテレワーク日で業務開始・終業時刻を調整する」は20代15.0%、30代10.6%、40代8.0%、50代8.1%、60代2.7%です。「オンライン会議と対面会議の使い分けルールを決めている」は20代12.6%、30代7.7%、40代6.8%、50代5.2%、60代2.7%でした。「上司・チームと組み合わせ方のルールを話し合って決めている」は20代6.6%、30代4.3%、40代6.0%、50代3.7%、60代2.7%です。年代別のn数は20代167人、30代207人、40代251人、50代271人、60代111人、ハイブリッドの人の年代別のn数は20代100人、30代102人、40代98人、50代112人、60代42人です。(出所:テレリモ総研「テレワークと出社の組み合わせに関する調査」2026年、n=1,007、複数回答)

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